コロニルでレザージャケットのメンテナンス!効果のほどは!?

 長く使えるのが革製品ですが、メンテナンスは必要。革ジャンと呼んでみたりレザージャケットと呼び方を変えてみても革なのでやはりメンテはやらねばならぬのでありました。本日はコロニルでのメンテがどんな効果をもたらすのか検証してみたいと思います。

 まずメンテナンスするのはこちら。KADOYAのシングルライダースです。かなり草臥れています。革自体にはダメージはありませんが、全体的に色落ちしていて、袖口が特にひどい。

 これを掃除してクリーム塗ったらどうなるのかという実験ですね。今回使うクリームはこちら。コロニルのシュープリームクリームデラックスです。以前知人の土屋鞄にも塗ったやつ。


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スルスル塗ることができて作業が楽ちんです。ちょいと注意したいのはこのクリーム、カラーが何種類ものあるので革の色にあったやつを用意しとかんとあきません。無色は万能ですが、今回のように色落ちしているのを少しでもカバーしたいなら革の色に適したやつを選択すべしです。今回はブラックです。やることは簡単。

①ブラッシングして②塗る。③そして仕上げのブラッシング。

馬毛のブラシでブラッシングして埃を落とします。シワ(シボ)や縫い目、ポケットやジッパー部分などに付着した埃や塵を払うわけですね。

馬毛ブラシでブラッシング

汚れがある場合は堅く絞った布でふき取りましょう。

②クリーム塗布

柔らかいきれいな布にクリームをちょいとつけて革に塗っていきます。まずは目立たないところでうまくなじむか試してから塗りましょう。そして、塗るときは少しずつ。一気に大量にやるとムラになる恐れもあるのでお気をつけ遊ばしてください。

右半分だけ塗ってみました。

写真では分かりづらいかもしれませんが、劇的にキレイになりました。色もカバーされて、艶も復活しております。

コロニルのクリームはワックスと違って非常に柔らかいので(クリームだからね)塗るのがホンマに楽です。伸びも良いし、余程やらかさない限りムラにもなりにくそう。

今回のジャケットの縫い糸は黒なので気にならないですが、もしも革は黒、縫い糸は白なんて場合はちょっと気を付けないと縫い糸に色が付いてしまいます。ご注意あれ。

そして塗布終わり。

比較画像はこちら。左がBefore、右がafterです。
塗ってた時間が小一時間くらいなので、太陽の光の具合も違ってますが、明らかに状態は改善されたと思いませんか?

この後完全に乾いたら豚毛のブラシで仕上げのブラッシングをして完了です。
これで蘇ったHEAD FACTORYをまとってララララーンと遊びに行けるてなもんですわ。うひひ。

今回使ったブラシはこれ。


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ブラシはあったほうが掃除は楽だと思うけど、なくてもメンテナンスができないわけではありません。乾拭きとかね。ただ、革にはシボがあるからブラッシングの方がおすすめ。

クリームやワックスは色とか革質によって選択も変わると思うので適当なものを選びましょう。コロニルのシュープリームクリームはほんまにオススメです。

もうすぐ春ですしクローゼットの奥にしまった革ジャンを引っ張り出す季節です。その前に手入れして気持ちよく革ジャンライフを楽しみましょう!


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