日本が誇る製品や技術と言えば何を思い浮かべますか?現代では自動車やバイク、さまざまな家電製品などの工業製品。伝統的な文化や工芸で言えば宮大工に代表される建築技術、絹織物や刀などなど海外から興味を持たれる要素は少なくありません。そんな伝統工芸の中でも代表的なのが『漆塗り』です。
漆塗りとは
JAPANとは日本国のことをさしますが、同時に『漆塗りの製品』の意味を持ちます。漆塗り自体はアジアで広くみられる技術ですが、日本の漆塗りはそれほど独自色が強かったということが言えるかもしれません。ちなみに漆とはウルシの木の樹液を加工して塗布することからその名が付いています。
さかのぼること九千年前の縄文時代にはすでに漆塗りは始まっていました。その基本的な製法は縄文時代にほぼ確立されていたというから驚きです。重ね塗りや磨きによって美しい光沢を持たせたり、漆黒の言葉示すように奥深い黒を表現したり、鮮烈な朱色を表すなどその技術は連綿と継承され、現在も実用品としてはもちろん工芸品として生産されています。安土桃山時代や江戸時代では貿易の代表的な輸出製品の1つでした。
Cypris(キプリス)の『URUSHI』シリーズ
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そんな太古から続く伝統的な漆塗りを革に転用しようと考え、作り出されたのがCypris(キプリス)の『URUSHI』シリーズです。
→最高の革小物を提供するCYPRIS(キプリス)とはどんなブランドなのか!?
『URUSHI』シリーズは、木曽漆器で有名な長野県木曽平沢に工房がある「未空うるし工芸」が編み出した革への漆塗りの手法を用い、職人の手によってが1つ1つ手塗りが施されています。上質なヌメ革も施される漆塗りも経年変化が現れる素材であり塗料なので時間とともに色艶に変化が現れ、初めのうちは少し暗めの落ち着いたカラーが鮮やかなグラディエーションを見せてくれます。
また、内装には最高級とされるフランス産の牛ショルダー皮が使われ、独特のトラ模様が楽しめます。
『URUSHI』のカラーバリエーション
漆塗りの印象は漆黒に金箔、朱色ですが、『URUSHI』のカラーバリエーションはもう少し幅広くモダンな要素が加味されて「レッド」「ネイビー」「グリーン」「ダークブラウン(限定色)」「ブルー×ブラウン(新色」の5色展開です。いずれも単一色ではなく、黒とのグラデーション仕様。
色別で商品ページに飛べるようになっています。レッド(赤黒)やダークブラウン(黒金)の漆塗りのイメージも非常にカッコイイですし、ネイビーやグリーン、ブルー×ブラウンの新しい感じも素敵です!
イメージ | 仕様 | カラバリ |
ファスナー付ササマチ長財布 | ・レッド ・ネイビー ・ダークブラウン | |
ラウンドファスナー長財布 小銭入れ×1 | ・レッド ・ネイビー ・ダークブラウン ・ブルー×ブラウン | |
カード札入れ カード入れ×8 | ・レッド ・ネイビー ・ダークブラウン | |
ササマチ名刺入れ ポケット×5 | ・レッド ・ネイビー ・ダークブラウン | |
単パスケース ポケット×2 | ・レッド ・ネイビー ・ダークブラウン | |
コンパクトオールイン ホルダー×1 | ・レッド ・ネイビー ・ダークブラウン |
こんな人にオススメ
URUSHIシリーズはそのカラーリングに最大の特徴があると言っていいでしょう。どこか古臭いイメージを持ちがちな和風要素をとてもモダンに仕上げたそのアイデアと力量はあっぱれと言うほかありません。
・和の雰囲気が好き
・皆びな雰囲気を醸し出したい
・日本の伝統工芸に興味がある/興味を持った
・他とは一味違うモノが欲しい
・日本製ならではの品質とセンスを求める
一つでもあたったら検討の余地あり!職人の手作業で塗装しているだけあって価格は結構ですが、満足度も高いのではないでしょうか。
同じように日本製で熟練の職人が製造を担っているブランドと言えばCOCOMEISTERがあります。興味ある方はコチラもチェックしてみて下さい。
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