ボヘミアンと言えば葛城ユキさんの歌。好きなんですが、ボヘミアンさはまるで感じません。
ボヘミアンって言葉は知ってるけどなんなの?と問われたならば明確に応えることができない。明確にというかみじんも説明ができない。流浪の民。ボヘミアの何か、ボヘミアっぽいのんくらいしか言えん。
そんなノウタリンの私の味方ウィキペディアによると『ボヘミアに居住する人々のこと』、『ロマのこと。かつてはジプシーとも呼ばれた』とある。ボヘミアン・アーティストなんて言葉もあるらしく、『芸術家や作家、世間に背を向けた者などで、伝統や習慣にこだわらない自由奔放な生活をしている者。上記のロマの多くがフランスにおいてボヘミアからやってきたことから「ボヘミア人」=流浪の人と考えられた』らしい。
たぶん私が持っているイメージはボヘミアン・アーティストによるものだろうと思われる。割とダブっとしたカラフルな服にフリンジなんかが印象的で、シルバーとターコイズをあしらったアクセサリーとかも特徴の一つでしょー。あれカッコよいよね。
男性がアレを着こなすのは結構ハードルが高い。こなしたらスーパーだけど。一方で女性はわりとすんなりと取り入れてる人がいらっしゃったりして感心することしばしば。BO-HOに限らずやけど、ハイカラでスタイリッシュな服がいっぱいあって且つなんでか知らんけど着てもおかしくならないことが多いレディースファッションを見て羨ましいと思ったりする。怒られるのを覚悟で述べると、ファッショナブルにきめてる男性はもちろんいるんやけれど、どこかコッケイな空気が漂ってしまうんですよね。ひがんでるだけやろか。
それはともかく、そんなボヘミアン全開のブランドを発見したのでご覧いただきたい!
MAHIYA(マヒヤ)
ボヘミア発かと思いきや、オーストラリアの会社。ボヘミアンスタイルから影響を受けたブランドなんだそうです。服、財布、鞄と幅広くラインナップされていますが、注目すべきは財布、鞄です。
すべて職人による手造り。刺繍、色付け、革の編み込みなど細かいところまでもハンドメイドだというのです。職人が作ったと聞くと否が応でも期待度が上がってしまいます。
だいぶ種類が豊富なので気になる方はHPに飛んで物色していただきたいと思いますが、個人的にかっこええやんけと思ったもんをピックアップ。
Harlow Bag
フリンジと中央の模様がいかにもボヘミアンな雰囲気をはなつ素敵な鞄。フリンジがボディの外がわに付いているやつはちょっとガチャガチャ感が強いですが、これはボディフォルムを壊すことなくかつ、しっかりボヘミアンでカッコイイ。
シムラー電話ポーチ
こちらは携帯入れ。あんまりボヘミアン要素は感じないけど、編み込みが良い。中央はヘビ革か!?可愛いだけにとどまらないあたりがすばらいい。
Dream Weaver Bag
こちらはフリンジよりも編み込みでボホッてる鞄。どこの国でも民族衣装って結構派手だったりするけど、それらを普段着とかに転換できてるのって少ないように思うんですが、ボヘミアンスタイルはうまい具合に消化してますよね。これとかはその良い成功例なんじゃなかろうかと思う。
男性もんのカバンを探してたんですけど、ない。
やっぱりこふゆふときに羨ましいと思ってしまうんですよね。ボヘミアンな編み込みとか刺繍を革ジャンに取り込んだやつはないのだろうか。。。いやきっとある。誰かがどこかでやっているはずだ。着ることができるかどうかは別として、いつの日か探し出して見せる。