英国はロンドン発のETTINGER(エッティンガー)
ETTINGER(エッティンガー)は1934年、ゲリー・エッティンガー(Gerry Ettinger)によってロンドンで創業された革製品を扱うブランドです。つまり創業80年を超える老舗。工場は英国の伝統あるレザー産業地であるウォールサルで、今も職人技が残る地域にあります。
ETTINGER(エッティンガー)の特徴・強み
- 英国製・ハンドクラフトの伝統
Ettinger は「Handmade in England(英国で手作り)」を大切にしており、職人が革素材の切断、縁取り、仕上げなどを手作業で行っています。技術・素材選び・細部の仕上げにこだわりがあり、伝統的な革細工の技術を維持しているところが大きな特徴の一つ。
どこかなじみのあるフレーズだと思ったら日本にもありますよね。日本国産にこだわるレザーバッグブランドが。 - ロイヤルワラント(王室御用達)の取得
特筆すべきは、その品質・格式において高く評価されており、1996年にチャールズ皇太子(Prince of Wales)からロイヤルワラントを授与されていること!
これにより、英国王室の“公式な供給者”として認められている正真正銘折り紙付きのブランドというわけです。 - デザインの上品さとタイムレスなスタイル
デザインは流行に流されない、クラシックでいて洗練されたものが多いのが特徴です。財布・カードケースなどの小物、またバッグやトラベルアクセサリーなど、シンプルながらも細部に気を配った高級感のあるプロダクトが中心。 - カラー使いや素材の工夫
代表的なシリーズとして「Bridle Hide(ブライドルハイド)」や「Sterling(スターリング)」などがあり、それぞれ馬具由来の革質やポンド紙幣の色をイメージしたカラーなど、英国的な素材感・配色が魅力となっています。
歴史的な歩み
- 創業後、戦争の影響や素材供給の困難を経ながらも、革素材の輸入/革製品製造で名声を得てきました。特に1950〜1960年代にかけて、英国国内外で高級革製品としての地位を確立。
- 1990年にロバート・エッティンガーが経営を引き継ぎ、その後グローバル展開を加速。ブランドは日本を含むアジア市場で人気を博すようになります。
日本での展開・特徴
- 日本には正式な日本語公式サイト ETTINGER.jp があり、1999年から日本での輸入販売が始まっています。
- 銀座に直営店(Ginza Shop)があり、銀座店は「Ettinger Shop Tokyo」。住所:東京都中央区銀座7-8-19。電話番号や営業時間も公表されており、ブランド体験ができる実店舗として存在感があります。
- 主要取扱い百貨店・セレクトショップ:三越伊勢丹(新宿・銀座など)、BEAMS、三越、伊勢丹など。日本の高級革小物市場で比較的認知度が高く、格式・品質重視のビジネスパーソンを中心に支持されています。
評判・価格帯
- 購入者からの評価は全体として高く、「質」「デザイン」「耐久性」といった点で満足度が高いという口コミが多いです。
- 価格帯は財布・小物で数万円〜数十万円台。高級ブランドであるため、決して安くはないが、それに見合った品質とブランド価値を求める層に向いています。
強み/差別化ポイント
- 英国クラフトマンシップの信頼性
手作り・本国生産という点で、「大量生産・海外製」の革小物とは異なる付加価値があります。 - 格式・ステータス性
ロイヤルワラントを持つブランドであること、王室御用達という信頼性・格式がブランドステータスを上げています。 - 素材・革の質
ブライドルレザーなど、耐久性に優れた革を用い、それを薄く・使いやすく加工するなど、持ち心地・使い勝手にも配慮があります。 - ブランドのストーリー
90年以上にわたる歴史/家族経営であること/英国伝統と現代性のバランス、などブランドストーリーが強いため、ストーリーテリングによる魅力がある。アフィリエイトブログでも紹介しやすい要素です。
注意点・弱み・購入前に知っておきたいこと
- 価格が高め(ラグジュアリークラス)であるため、コスパ重視の読者には向かない可能性がある。
- 革製品ゆえの「使い込むほど風合いが変わる」「手入れが必要」などのケアの手間。ブログで扱う際はこの点を正直に伝えると信頼を得やすい。
- 在庫・モデルによっては限定色・限定シリーズがあり、普段のラインナップとは違う仕様もある。そのため購入前の確認が重要。
締め/まとめ(読者へのメッセージ)
ETTINGERは「格式」「品質」「伝統」が揃った英国のレザーブランドで、見た目の美しさだけでなく素材・作り・使い勝手にもこだわる人にこそおすすめできるブランドです。長く使う“本物”の革小物を探している方、またギフト用途にも相応しいブランドであり、所有することで満足感を得られるでしょう。