本日は青木鞄のブランドの1つ「Lugard(ラガード)のバッグを入手したのでレビューしていきます。
青木鞄は明治27年(1894年)に紳士鞄の専門卸会社として日本橋で創業を開始した老舗中の老舗です。以前取り上げた株式会社林五は明治23年(1890年)大阪で創業ですから、西の林五、東の青木といった構図がなりたつでしょうか(争ってたかは知りません)。いずれにしても国内に130年にも及ぶ歴史をもつ会社が現在も最前線で活躍しているということは素晴らしいことです。
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青木鞄のLugard(ラガード)
赤みがかった茶色が印象的なLugard(ラガード)のカバンですが、Lugardは「鞄」の意味のLUGGAGEから「LUG」をとって、「~する人」を意味する「ARD」と合体させた造語だそうです。100年を超える青木鞄の定番ブランドとして展開され、今もレザーが好きな人々から人気を博しています。
ソリッドでしっかりした作りと上品な立たずまいが素敵ですが、同時にどこか野性的というか、良い意味で都会的になり過ぎない雰囲気がカッコイイ一品です。濃淡のある染色が施され、縁に向かうにつれ深くなる陰影が高級感とヴィンテージ感を両立させており、鈍く光る金具が大人のアイテムであることを際立たせています。
長年の経験に裏打ちされた縫製は確かなもので、よれることなく各パーツが縫い合わせられており、また、使用されている革も厚みのあって非常に丈夫な作りになっています。コチラは叔父が買うだけ買ってあまり使っていなかったものを頂戴したものですが、かなり前に購入したとのことでしたが全然型崩れなどは起こしていません。あまり使ってなかったこともあるとは思いますが、何年も前のものだとはちょっと思えないほど。やはり作りが良いというのは大切なことだと痛感します。
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現在はこのモデルはもうないようですが、青木鞄のLugard(ラガード)は今もなお新しいものを作り出しており、Lugard(ラガード)の初代G-1から数えて3代目のG-3が現在市場に出ているようです。
3代目 G-3(ジースリー)シリーズ
Luggard(ラガード)ブランドから多くの商品が出されています。まずは基本のビジネスバッグでっす。
サイズは幅37cm、高さ26cm、マチ6cmで、一般的なビジネスバッグのサイズです。革製品のため、布やナイロンの者と違って無理やりモノを押し込んで使うことは少々無理があるので入れるモノがそんなに多くない人向けです。とは言え、ノートPC、財布、分厚くないA4ファイルくらいなら問題なく入るサイズなので、内勤の人にはうってつけかも。
内側にはファスナーポケットが2つ用意され、携帯ポケットとキーリングも装備しています。外側にもファスナーポケットがあり、ちょっとしたものを収納できるます。この他、カードポケットが2つ、フリーポケットが2つ、ペンホルダー2つを装備。重さは1kgで革製のカバンとしては軽いほうです。
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こちらもいわゆるビジネスバッグですが、一回りサイズが大きい物です。資料やなんやで荷物が多くなりがちな外回り向けか。
こちらのサイズは幅40cm、高さ29cm、マチ9cmでフルサイズのビジネスバッグです。持ち手の高さは10.5cmあり、また、ショルダーストラップを付けて使うことも可能です。確かにパソコンやタブレットの普及で荷物は劇的に減ったはずの現代ではありますが、電子機器を使うには充電しないといけなくて、外で充電に困ることも多く、そんならモバイルバッテリーを持って行こう、そう言えば仕事用とプライベート用のスマホ2個あるんやったわいなどとやっているとカバンがパンパンになって、結果荷物は減ってなかったと嘆くこともあるでしょう。そんなときは小ぶりな鞄じゃなくて容量が大きなものを選ぶしかありません。大は小を兼ねる。
開閉は左右と上辺をぐるり囲んだファスナーで行います。全部開けてしまえば物の出し入れも楽ちん。内側にはファスナーポケット1つ、 フリーポケット2つ、 携帯ポケット1つ、カードポケット1つ、ペンホルダー2つを装備し、外側にはフリーポケット1つが付いています。付属品としてショルダーストラップがあるので2wayバッグとして使えます。このサイズで重量1150gは軽くていいですね。
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続いてできる奴感が3割増しになるアタッシュケース。用途にもよるとは思うけれど、はっきりいって実用性はビジネスバッグの方がよい。立ちながらにちょいと財布でも取りだしてササッと会計でもすましてやろうじゃないかと考えてもアタッシュケースはそれを許してくれない。できなくはないかもだけど何やらブサイクでそんな使い方をする奴は御免コウムルとカバンの方から言われてしまいそうな、そんな高貴なかばん。でもかっこいいから欲しくなるんですよね。
サイズは幅:44cm、高さ:34cm、マチ幅:8cmのビッグサイズ。B4サイズまで収納可能な大容量アタッシュケースです。B4サイズの書類がどれほどあるかは疑問ですが、そういったものを扱っている方には大いに魅力なはず。B4使わなくたってガチャガチャ物を入れたっていいんですけどね。使い方はともかく、このスクエアなフォルムがいかにも仕事用!という感じで実にカッコイイです。
中にはオープンポケット2つ、カードポケット4つ、ペン挿し4つを装備。左右2つのナンバーロックは好きな番号に変更してロック可能。開閉はワンタッチでスムーズに行うことができます。
また、底鋲がついているので、床に置くときでも底面が直接床につくのを防いでくれます。
価格:58,300円 |
最後にダレスバッグです。私がもらったものはG-3ではないので少々違いはありますが、いずれにしても風格があることに違いはありません。
G-3のダレスバッグのサイズは幅:42cm、高さ:31cm、マチ幅:12cmでここで紹介したどのカバンよりもマチ幅か確保されているため収納力は非常に高いです。ダレスバッグと呼ぶのは日本だけだそうで、海外ではドクターズバッグ、ロイヤーズバッグなどと言われているそうで、確かに薬やら診察器具やらで荷物が多くなりそうな医者向き、あるいは山ほどの書類を詰め込んで使う法律屋向きというのは頷けます。
職種はともかくとして、荷物が多いならダレスバッグがお勧め。Lugard(ラガード)のダレスは内部に仕切りがないため、整理がやっかいというデメリットはあるものの、とにかく物を詰め込めるというメリットがあります。でかいのに仕切りのせいで収納力が低下したのではがっかりですからね。
内部にファスナーポケット、カードポケット、オープンポケット2つを配置しており、小物の整理はちゃんとできるよういなっています。当然鍵も付いてます。
価格:69,300円 |
このほかクラッチバッグなどもあるので皆さん是非Lugard(ラガード)を見てみて下さい。渋さにふるえるはず!そしてなにより明治以来の長い歴史の上に生み出された製品は今もなお日本国内で生産されており、その品質に間違いはありません。しかし明治か・・・すごいとしか言えない。
カバンと言えば最近はMoral Code(モラルコード)をプッシュしていましたが、国内の企業を応援すると言う意味でも青木鞄や林五を使うべきなのか!?いやしかしモラルコードは安くてモノが良いぞ。いや、確かにモラルコードよりかは値が張るかもしれないけれども君は歴史を買うのだ!それに間違いなく青木鞄も林五も品質は素晴らしいぞ!そんなこと言うたらどうしたらいいのか。。。
迷いに迷った挙句に全部買ってしまえばいいのだ!!!
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