ルイスレザーと言えばライトニングやサイクロン、ドミネーターが有名ですが、本日はスーパーモンザのレビューです。英国が誇るライダースブランドルイスレザーのスーパーモンザとはいったいどんな革ジャンなんでしょうか!?
スーパーモンザ
それでは早速ですが、スーパーモンザを見ていきましょう。
スーパーモンザは70年代に発売されたスタンドカラーでダブルタイプのライダースです。肩と肘にキルティング加工が施されているのも特徴の一つ。どこかで見たことがあると思った方は通ですなー。
以前ご紹介したモデルにGTモンザというのがありましたが、スーパーモンザはGTモンザを発展させたモデルです。超ショート丈だったGTモンザに比べてスーパーモンザの丈は長く、と言うかふつうの長さに設定されています。これはかなりウエストが絞られており、肩からの逆三角形を強調するようなタイトなデザインになっています。
ルイスレザーのライダースが広く一般に受け入れられている理由の1つとしてしなやかさがあると思います。シープスキンはもちろんですが、カウハイドの製品でもかなりやわらかで動きやすく、普段使いに気負うことなく鳥れることができます。
カドヤのヘッドファクトリーやY’2レザーのエコホースみたいにガチガチの革を自分だけの一着に育てていくといった楽しみには欠けるかもしれませんが、そんなことしなくても身体になじむのであればええやないけというのが正直なところでもあります。そういう意味で、ルイスレザーは革ジャンを着用する敷居を低くしたのかなと思います。
ジップを一番上前あげるとスーパーモンザのらしさが一番感じられるスタイルになります。サイバーパンクと言う言葉が出てくるのは80年代に入ってからですが、なんとなくスーパーモンザにはサイバーパンクを感じさせる雰囲気があるように感じます。モダンでありながらどこかいびつなごちゃ混ぜ感があるとでも言ったらいいのか、GTモンザと同様に不思議な雰囲気を持っています。2021年現在の感覚で表現するならネオレトロといったとこでしょうか。
GTモンザは丈が短いこともあって色物感が強かったですが、スーパーモンザは色物でありながら普遍的なライダースのイメージも持ち合わせています。最後にスーパーモンザとGTモンザの比較画像を載せておきます。
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