お気に入りを手に入れたらば長きに渡って着用すること間違いなしの革ジャンですが、長期使用することによってダメージが蓄積されていきます。このダメージは経年変化の結果として味や深みが加えられるということでもあるのですが、行き過ぎるとその他の衣服と同じく着用に堪えないことになることも。普通に使っていて穴が開いたり、千切れたりはまずしませんけれども、バイクで転んだとか、刃物が何かの拍子にあたってとか、予想だにしない事象で革自体を損傷してしまうことはあるでしょう。本当に泣けてきます。が、そんな時は信頼できる工房に持ち込んでリペアしてもらいましょう。全部が全部修復可能ではないでしょうが、自分とともに歩んできた革ジャンを蘇る可能性があることは頭に置いておいて損はありません。

 先にも書いたように、革ジャンに穴が開くとか切れるということは余程のことがない限りありません。なぜなら分厚いからね。しかし、革ジャンと言えども革じゃない部分もあり、そこが壊れることはあります。多いのはチャックの部分。チャックってなんだってファスナーと言えば伝わるでしょうか。チャックと言えばYKK。YKKと言えばファスナーなアレです。

 革ジャンのチャック(ファスナー)には比較的大きな物が使われていることが多くタフにできていますが、そのファスナーの金属部分と革をつなぐ生地の部分(テープ)はナイロンとか綿で出来ているので、どうしたって強度が他の部分より弱くなります。結果、何年も着用しているとフロントのチャック(ファスナー)のテープが破れたり、エンドの部分が外れたりなど損傷してしまうことがあります。また、金属で出来ているスライダー(引手)部分がもげたり、頭がどこかへ旅立ってしまったなどということも。

引手の金具が飛んだスライダー

 御心配には及びません。そんなチャック(ファスナー)の交換もやってくれはりますのですよ!

 残念ながら古いものになるともう生産されていなくて同じスライダーに換えることはできないこともあります。しかし、YKKには色々なパターンのものがあるので、同じようなモノを選べば雰囲気を損なうことなく直してもらうこともできるはず。私はフロントのチャックが壊れたときにカドヤさんでリペアしてもらいまして、元々付いていたTALON製のチャックがもう世になかったため、YKKのオールドアメリカンというシリーズから似たものに換えてもらいました。

 リペアに持って行った時ですでに15年くらいは着ていたので、もう愛着があって捨てるに捨てられず、悩んでいたところカドヤさんの製品ではなくてもリペアしてもらえるということで一目散に駈け込んで見事蘇らせてもらったのです!

KADOYAさんで直してもらったファスナー YKK old american

 昔、「一生もんでっせ」と謳ってギターを勧めてくる店員さんの営業スタイルを一生もん商法と名付けて面白がっていましたが、このリペアをしてもらったときは一生もんというのはあると実感しました。もちろん、その「維持費」も必要になるわけなんですけれども、例えばこのリペア代は7000円。一見安くはないように感じるかもしれませんが、15年使って7000円のリペア代で無茶をしない限りむこう15年は同じように使えると考えるとどうでしょう。安いというか、価値があるとしか言いようないのではないでしょうか!

 革ジャンが壊れて捨てるか捨てまいか迷っている方は、まずはショップに持ち込んで修理が可能か、代金はいかほどかなど聞いてみるといいでしょう!
 カドヤさんでは自社製品でもないのに快く受けてくださいましたよ。感謝しかありまへん!


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