激走!サイクリング20kmの小旅

 健康のために運動はしないといけない。そんなことは分っているけれども、いろいろな理由でできないという方は多い。私もそのうちの一人である。しかし、やらねばひたすらに筋肉は劣化する一方であるからして、やはしやらねばならぬのである。しかれども様々なあれやこれやが邪魔をして出来ぬのである云々。

 しかし。あれやこれやとは何であるか。時間がねい時間がねいと念仏のように唱えるが、それは本当か。実はアレとコレはダラとダラで構成されてやいないか。ちょっと考えてみるけれども、そも考えることが必要か。考えるが故にダラることになるのではあるまいか。とするならば、考える必要はないのではないか。まさかそんな和気はあるまい。何故なら我々は脳みそを持っているのであり、脳みそは考えるための臓器であるから、考えないなどということは考えられない。おかしい。考えることができる脳みそがあるにもかかわらず、考えないということが考えられないというのはどういうわけだ。これはジックリと解明してみないことには立ち行かぬ大問題であるぞ。そもそも考えるとはどふいふことであるかナンタラカンタラ。

 こんなことをしていては一向に運動など出来るわけもないので、脳みそは部屋に残して自転車に飛び乗って走ったら無計画の結果として迷子になり、ようやっと帰ったらだいぶ草臥れた。走行距離およそ20Km。ほんまもんの自転車乗りからすると大した距離ではないだろうけれど、全然運動できてないにわかはコレで十二分であった。

 運動は継続しなければ意味をなさない。やはり一定程度は考えつつ、しかし、考えすぎも問題なのでバランスを取りながら行動しないといけないなと感じた今日この頃でした。おわり。

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